ケー・エイチ・ケーのスタッフ紹介を紹介します!工藤岳斗(注文住宅事業部・営業)・後編「知立の誇りは○○!」
軒にこだわる家づくり。深い軒があるメリットとは?
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
伝統的な日本家屋をイメージする深い軒。最近では、軒の出が少ない家や軒ゼロの家も多くなってきましたが、デザイン性の高い家で軒を深くするケースも増えています。
今回は軒の出を深くするメリットについてお伝えします。
■軒の役割とメリット
軒は、外壁や窓よりも外側に突き出た屋根部分のこと。軒の先を軒先(のきさき)、軒の裏側を軒裏(のきうら)や軒天(のきてん)、軒の下の空間を軒下(のきした)といいます。
軒を出す場合、ケー・エイチ・ケーでは平屋・二階建てともに60cm程度が標準。最長で100cm程度まで軒を深くすることが可能です。
軒は、雨や雪、日差しから外壁を守る役割があり、軒を深くすることで以下のようなメリットがあります。
外壁を守る
外壁が雨風や紫外線の影響で劣化するのを防ぎます。外壁が劣化して雨水が浸入すると、構造躯体にダメージが及び住宅の耐震性が低下してしまう可能性があります。外壁と構造躯体の間には通気層があり、熱気や水蒸気を適切に排出できるのも深い軒のメリットです。
日差しを遮る
夏の直射日光を遮ることで、室内の温度上昇を防ぎます。冷房の効率が高まり、省エネ効果も期待できます。
重厚感がある家に
深い軒は重厚感があり、家の外観で堂々とした印象を与えることができます。
軒下の空間を使える
軒を生かしてインナーバルコニーを設ければ、雨の日でも洗濯物を干したり、お子さんのちょっとした水遊びの場所として使うことができます。アウトドアリビングとしても活用しやすいでしょう。
■外観デザインに影響する軒裏
軒の出を深くするほど、軒裏(軒天)の面積も大きくなります。軒は目線より高い位置にあるため、軒裏は目立つ場所で、外観デザインに与える影響も大きくなります。
昔は実際の木も使われていた軒裏ですが、劣化を避けるため現在はサイディングを用いるのが一般的です。人気は木目調に塗装した軒裏。目立つ場所だからこそ、外壁や屋根とのバランスを意識することで、美しい外観が実現します。