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こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。

木造住宅を検討されている方が不安を感じる点の一つに火災があります。「木の家は火に弱いのでは?」とお考えの方もいると思いますが、実は木は火に強い素材。今回は火災に強い木造住宅についてお伝えします。

■木は燃えにくい

強い火にさらされると、当然ですが木は燃えます。ただ、燃えるのはあくまで表面のみ。表面が炭化して空洞がある炭化層を形成します。この炭化層が木材の内部への熱の侵入を抑制するため、木材としての強度が下がるまでには時間を要するのです。

柱や梁が太い家であれば、それだけ強度を保てるため、仮に火災が発生した場合も避難する時間を確保しやすくなるでしょう。

ここで、木が燃えにくいことを実証したエピソードをご紹介します。実際に、木の燃えにくさを確かめたいという方に、梁に使う木材の切れ端を差し上げました。バーベキューのコンロの中に投入してもらったのですが、火がつくこともなく燃料として全く役に立たなかったそう…。家づくりとバーベキューのご予定がある方は、気軽にお声がけください。

■省令準耐火構造とは?

火災に強い家を示す基準として、「省令準耐火構造」があります。これは建築基準法で定められた「準耐火構造」に準ずる防火性能を持つ家のこと。フラット35を扱う住宅金融支援機構が定めています。

定められた仕様に基づき建てられた家は、火災の際に火が燃え広がりにくく、延焼を抑えることで命と家財道具を守れる可能性が高まります。隣家からの火をもらいにくく、火災が起きたときに部屋から火を広げない構造がポイントです。

省令準耐火構造の家は、安心感に加え、火災保険料が安くなるのも大きなメリットです。10月には火災保険料が値上げされたばかり。長い目で見て保険料を抑えるために、省令準耐火構造の仕様にするのもおすすめです。

ケー・エイチ・ケーでは、お客様のご要望に応じて省令準耐火構造の基準を満たすことも可能です。着工前の申請・工事中の検査が必要で、完成後には手配できないため、ご希望されるお客様は打ち合わせ時にお伝えください。