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こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。

小さな切れ込み(穴)がたくさん開いている木をご覧になったことはありますか?ケー・エイチ・ケーの工場見学に来られたお客様から質問されることも多いこの木ですが、穴が開いているのにはもちろん理由があります。

■シロアリから家を守る穴
木に小さな穴をびっしりと開けることを「インサイジング加工」といいます。インサイジングの目的は、シロアリ防止の薬剤である防蟻剤(ぼうぎざい)を木の内部までしっかり浸透させること。防蟻剤を木の表面に刷毛で塗るだけでは、どうしてもムラが出たり、効果が得られにくかったりします。インサイジングで細かな切れ込みを入れることで、木が防蟻剤を吸い込み、内部まで浸透させることができるのです。

シロアリは地下から徐々に建物に侵入してきます。そのため、インサイジング加工された木材は、土台や大引きなど、建物を支える部分に使用しています。

■二重の対策
ケー・エイチ・ケーでは、土台や大引きにヒノキを使用しています。ヒノキは耐久性に優れ、シロアリに強いのも特長。そのため、ヒノキであればインサイジングは必要ないという考え方もできます。

実際、土台や大引きにヒノキを使用する住宅会社では、インサイジング加工はされていない木材を使用するのも一般的。ただ、ヒノキでも成長段階の若木は被害を受けやすく注意が必要です。

ケー・エイチ・ケーは、厳選したヒノキにインサイジングした木材を使用。つまり二重でシロアリ対策を実施して、被害を受けない家づくりを進めています。

完成した後は見えない部分ですが、木の穴は耐久性の高い家を建てるために大切な部分。ご興味がある方はぜひ、工場見学や実際の工事現場で実物をご覧ください。

なお、化学物質に敏感な方や小さなお子さまがいるご家庭など、「できるだけ薬剤を使いたくない」というご要望がある場合、防蟻処理を行わないヒノキを使用することも可能です。お気軽にご相談ください。