【施工事例のご紹介】職人の手による漆喰塗り壁の平屋・前編(M様)
高性能外壁材「パワーボード」の魅力とは?・素材編
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
お客様のご要望に応じて幅広い選択肢をご提供できるケー・エイチ・ケーの注文住宅。
外壁材もタイル、ガルバリウム、サイディングなどさまざまな種類をご用意しています。
今回ご紹介するのは「パワーボード」。
防火性や断熱性など、さまざまな性能を持つ外壁材です。
■素材のALCとは?
パワーボードは、「ALC」という素材からできた木造住宅専用の外壁材。
旭化成建材の製品で、正式名称は「へーベルパワーボード」といいます。
ALCは下記の通り、軽量気泡コンクリートを意味する英語の頭文字を取った名称です。
Autoclaved …高温高圧蒸気養生された
Lightweight aerated …軽量気泡
Concrete …コンクリート
■100年前からある素材を木造住宅専用の外壁材に
100年前に欧州で開発されたALCは、厳しい気候や風土でも優れた性能を発揮することから、北極圏から砂漠地帯まで世界40カ国以上で使用されている建材です。
国内では東京都庁や東京ミッドタウンなどの大規模建築、唐招提寺 新宝蔵などの重要文化財を保護する建物に採用されていることから、建築物に求められる性能を高い水準で満たしているのがわかりますね。
耐久性や防火性などALCが持つ優れた性能を、木造住宅で発揮するために生まれたのがパワーボードです。37mmの厚さで耐久性や防火性を高める一方、一般的なコンクリートより軽いため構造体にかかる負担が少ないのが特徴。
外壁材の厚みが高級感のある外観デザインを実現する点も人気を集めています。
次回は、パワーボードの性能やメリットについてお伝えします。