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こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。

家の印象を左右する外観デザイン。色や柄はもちろんですが、見た目へ影響が大きい外壁材の種類を知っておくことも重要です。

今回ご紹介するのは塗り壁。これまでにご紹介したタイル、ALCパワーボード、窯業系サイディング、ガルバリウムなどの外壁材と異なり、職人の手仕事で仕上げる外壁です。

■湿式工法で独特の風合いに

窯業系サイディングやガルバリウムは、工場生産のパネルを現場で施工する一方、塗り壁は現在で材料を混ぜ合わせ、職人が建物に塗っていきます。前者を乾式工法と言うのに対し、後者は湿式工法と言います。「モルタル」と呼ばれるセメントに砂と水を混ぜた素材を下地として、左官(さかん/しゃかん)職人がコテや刷毛を使って塗装をしたり、模様をつけたりして仕上げます。

仕上げには、タイル、リシン、スタッコなど、さまざまなスタイルがあります。

■塗り壁のメリットとは

日本の伝統的な技術を用いた独特の風合いが魅力の塗り壁には、外壁としてさまざまなメリットがあります。

1.唯一無二のデザイン
塗り壁は職人の手仕事によるもの。職人一人ひとりの技で仕上げる外壁は世界に一つしかありません。オリジナリティのある特別な外観デザインが実現するのは、塗り壁の大きな魅力です。

2.独特の質感
土のほか、石やガラスなどを混ぜたものなど、仕上げにはさまざまな材料を用います。仕上げ材によって独特の質感や手触りを楽しめるのも塗り壁ならではです。

3.優れた防火性
下地に使うモルタルは不燃材料として認められています。仕上げ材も燃えにくいため、防火性に優れた建物が実現します。

4.きれいな状態で長持ちする
ケー・エイチ・ケーが採用している漆喰の塗り壁材は、撥水性・耐湿性に優れているのが特徴。撥水効果が約15年にわたり持続(※)してきれいな状態を維持できるほか、湿度の高い地域でも安心の防カビ・防藻効果が期待できます。

※環境により変動します

■注意したいポイント

塗り壁は完全オリジナルの手作りのため、窯業系サイディングやガルバリウムと比較すると工期が長くなります。当然、人件費がかかるため建物価格にも反映され、通常のサイディングよりは高価になるのが一般的です。

また、経年によって汚れが目立ったり、劣化が起きたりするため、定期的に塗り替える必要があります。メンテナンスの費用はかかりますが、塗り替えにより新築時の建物の雰囲気を保つことができ、上質な外観デザインを長く楽しめるのも事実です。

オリジナリティあふれる外観デザインが実現することから、ケー・エイチ・ケーでも塗り壁を採用するケースが増えています。今春オープン予定の分譲モデルハウスをはじめ、施工中の複数の物件で塗り壁を採用しているため、実際の建物をご覧になりたい方は、お気軽にご相談ください。