【施工事例のご紹介】職人の手による漆喰塗り壁の平屋・前編(M様)
下がり天井、折り上げ天井-。インテリアにアクセントをつけるなら天井の工夫を
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
注文住宅を建てる際、お部屋をどのような印象にするかは大切なポイントです。住み始めると見慣れるからこそ、無意識でも心地よさを感じられる空間に仕上げることが重要かもしれません。特にご家族が集い、来客時に過ごす場所でもあるLDKは、立体的な空間づくりを意識してプランするのがおすすめです。
今回は立体感を生む工夫の一つ、天井のアクセントについてお伝えします。
■天井の形状
天井にはいくつかの形状があります。天井次第で空間の印象は大きく変わるため、さまざまな実例を見て好みのスタイルを選んでみましょう。
平天井
通常の天井のことを平天井(ひらてんじょう)といいます。水平に張られた一般的な天井で、フラット天井と呼ぶこともあります。和洋問わずさまざまなテイストのお部屋に合うのが特徴。クロスで仕上げるのが一般的ですが、本格的な和室では木の格天井(ごうてんじょう)や竿縁天井(さおぶちてんじょう)などもあります。
勾配天井
屋根の形状を室内で生かした天井です。屋根の勾配に合わせて片側の天井がかなり高くなるため、開放感のある空間をつくれるのが魅力。高窓を取り付けて採光を確保することで、さらにお部屋を明るくできるのもメリットです。屋根の直下の空間で実現できるため、今、人気の平屋で採用されるケースも増えています。
下がり天井
天井の一部を下げたデザインです。高い天井は開放感を得られる一方、天井を低くすると落ち着いた雰囲気を感じられます。また、高低差によって縦に広がる空間を演出することも可能。LDKの中で一部を下がり天井にするとメリハリが生まれ、空間をゆるく区切ることもできます。
折り上げ天井
天井の中央を周囲より高くしたデザインです。下がり天井はキッチンで採用するケースが多い一方、折り上げ天井はリビングなどに採用されるのが一般的。間接照明を設置して、よりデザイン性を高めることもできるでしょう。
■下がり天井で「可愛い私の部屋」
先ほど紹介した中で、特にインテリアのアクセントとして取り入れやすいのが下がり天井です。比較的安価で実現できる上、お部屋がスタイリッシュな雰囲気になるため人気が急上昇中。木目調のクロスを貼ったり、照明を埋め込んだり、ケー・エイチ・ケーが手掛けたお客様邸でも、さまざまな下がり天井の実例があります。
あるお客様は、下がり天井にしたキッチンを「可愛い私の部屋」と呼ばれていました。LDKの一部でありながら、下がり天井の効果で独立性を持たせ、お部屋と呼べるほど自分好みのキッチン空間をつくるのも素敵ですね!
■天井高の標準は2500~2700mm
ケー・エイチ・ケーでは、天井高の標準を2500~2700mmとしています。折り上げ天井の場合、2500mmの天井高で一部を2600mmにすることが多いですが、自社工場があるため、若干のコストアップで2700mm以上の天井高にすることが可能です。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
プランの際はぜひ、天井のつくりにも注目してみてください!