【施工事例のご紹介】職人の手による漆喰塗り壁の平屋・前編(M様)
住宅の安心・安全な構造を見きわめる!体感編
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
理想やこだわりを叶えるためにも、ベースには安全・安心の構造が重要というのが私たちの考え方です。前回のブログでは、頑丈な構造の家を目で見て判断するためのポイントをご紹介しました。住宅会社を選ぶ際は、構造見学会や完成後でも見えやすい柱や梁、垂木などを見比べることで、より納得感があり満足度も高い家づくりができるでしょう。
今回は、もっとシンプルに頑丈な家を体感する方法をご紹介します!
■飛び跳ねて揺れる?揺れない?
実は一番わかりやすいのはこの方法。住宅会社のモデルハウスなどを訪れた際はぜひ、リビングの真ん中で少し、飛び跳ねてみてください。このとき、全く揺れない建物と多少の揺れを感じる建物があることに気づくはずです。関係するのが床下の土台・大引き(おおびき)と構造用合板の存在です。
床下には、基礎の立ち上がり部分の土台と、この土台と土台の間に一定の間隔で組む大引きの2種類の木が使われています。土台や大引きに使われる木によっては、衝撃や振動で建物が揺れやすくなってしまうのです。
例えば「土台にはヒノキを使っています」と聞くと、床下は全て同じヒノキが使われていると思いがちですが、実際にはヒノキでもグレードの低い材料や細い木が使われていたり、土台はヒノキでも大引きにはそもそも異なる樹種が使われたりしているケースがあります。
ケー・エイチ・ケーでは土台・大引きともに防蟻効果と耐久性に優れた120mm角のヒノキを使用して揺れの少ない建物を実現しています。さらに、大引きを支えるために鋼製の床束(=鋼製束)を採用しています。
■分厚い合板
土台・大引きとともに頑丈さを左右するのが構造用合板です。構造用合板にはいくつかの厚みがあり、床の下地材として使われるのは12mm、15mm、24mm、28mm(※)。ケー・エイチ・ケーでは、最も分厚い28mmの構造用合板を使用しています。24mmでも構造上は問題ありませんが、こちらもさらなる頑丈さを求めた選択です。
(※)根太工法で使用されるのが12mm、15mm、根太レス工法で使用されるのが24mm、28mm。
120mm角ヒノキの土台・大引きと、28mmの構造用合板による、重厚感があって揺れない床をケー・エイチ・ケーのモデルハウスや実際の現場でぜひ体感してみてください!
■耐震等級3について
「耐震等級3」は、確かに安心できる家づくりのポイントの一つです。ただ、同じ耐震等級3でも、建物によって実にさまざまな材料で建てられているのも事実です。もしチャンスがあれば、複数の住宅会社が建てる家の構造を見比べてみるのはおすすめですよ!