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こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。

土地は、その形状によって「整形地」「不整形地」に分けられます。延長敷地(旗竿地)、三角形、台形、平行四辺形など、さまざまな形状がある不整形地のメリットやデメリットについては先月のブログでもお伝えしました。

家づくりQ&A:整形地と不整形地はどう違う?
https://khk-house.co.jp/blog/56254

整形地は建物や外構が設計しやすい点にメリットがあります。ただ、整形地の中でも家を建てる際に工夫が必要な土地があります。

■整形地でも工夫が必要な土地とは

正方形や長方形の整形地ですが、エリアによっては土地に傾斜がついているケースがあります。高低差のあるこうした土地のことを傾斜地と呼びます。

山間エリアや丘陵地に多い傾斜地は、日当たりや風通し、見晴らしの良さがメリット。整形地の中でも、あえて傾斜地を選択されるお客様もいらっしゃいます。

高低差がある土地は、「擁壁」(壁状の構造物)や「高基礎」(立ち上がりが高い基礎)を設けることで、家を建てられるようになります。擁壁または高基礎のいずれかだけで対応できる場合もありますが、敷地の状況によっては大幅にコストが上がってしまうことも。

こちらのお客様邸では擁壁と高基礎をバランスよく組み合わせてコストを抑えつつ、人も車も出入りしやすい設計を実現しました。

■建物と一緒に考えるのが重要

傾斜地に家を建てる際、擁壁や宅地造成には費用が掛かります。割安なケースもある傾斜地ですが、擁壁・宅地造成のコストがかさむと、一般的な整形地より高くなってしまうこともあります。

コストを抑えるために大切なのが建物と一緒に考えること。ただ平坦な土地にするのではなく、建物や外構を踏まえて傾斜地への建築をプランニングすることで、コストダウンできる可能性があります。

傾斜地はまた、自治体が定める「崖条例」に留意する必要もあります。この条例は、一定の高さのある崖と隣接した敷地に家を建てる際の規制を定めたもの。崖崩れのリスクを想定し、建物は崖から一定の距離を保って建築する必要があるため、プランニングの際に考慮しなくてはいけません。

土地探しの段階から住宅会社に相談することで、コスト・規制を意識しながら、傾斜地を生かしたプランは実現しやすくなります。

ケー・エイチ・ケーの本社がある大口町や、モデルハウスがある扶桑町周辺は平坦な土地が多い一方、犬山市や可児市には傾斜地も多くあります。日当たりや風通しなどのメリットを生かした家づくりのためにも、傾斜地への建築をご検討の際は、ケー・エイチ・ケーまでご相談ください!