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こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。

一年を通して快適な暮らしを送るためには、外気の影響を受けにくく、隙間からの空気の出入りが少ない建物にすることが大切です。これらを実現するのが気密性、断熱性の向上。高気密・高断熱の家に関する技術や建材はさまざまなものがありますが、今回はその中の一つ、「気密シート」についてご紹介します。

■気密シートとは?
壁の中に断熱材を入れた後、その手前側(室内側)に貼るシートを気密シートと言います。建物の気密性を高め、断熱材の結露を防ぐ役割を果たしています。

■断熱材の種類
住宅の断熱材にはさまざまな種類があります。大きく分けると繊維系とウレタン系の2種類があり、繊維系はグラスウールやロックウール、ウレタン系はフェノールフォームや発泡ウレタンなどの断熱材が使われます。

私たちが主に使用するのはグラスウールか発泡ウレタン。

グラスウールは、ガラス繊維でつくられた綿状の断熱材で、断熱性はもちろん、耐火性が高く、コストパフォーマンスにも優れています。

発泡ウレタンは、板状のタイプと現場で吹き付けるタイプがあり、ケー・エイチ・ケーでは吹き付けを採用。液体を霧状にして散布すると発泡・硬化してスポンジ状に変化し、断熱性を高めます。

■高性能グラスウールとの組み合わせ
この秋オープン予定の新たなモデルハウスは、ZEH基準・長期優良住宅基準を超える断熱等級6(UA値0.46以下)を目指し、断熱材に高性能グラスウールを採用しました。コストパフォーマンスに優れたグラスウールですが、性能の幅は広く、密度の高い高性能な製品を採用することで建物の高断熱化につながります。

グラスウールはやや湿気に弱いという特徴があり、結露を防ぐためには適切な防湿処理をすることが大切。私たちが使う袋入りグラスウールは、(グラスウールの断熱材は袋入りと袋なしがある)、この袋が防湿の役割を果たしています。

この袋入りグラスウールには、気密シートを貼ることで、わずかな隙間をなくし、建物の気密性をより一層高めることができます。壁の中に高性能グラスウールを充填した後、この薄い緑の気密シートを貼りつけていきます。

なお、吹き付け断熱の場合は気密シートを使用しないケースがほとんどです。袋入りグラスウールであればシートなしの施工も可能ですが、より気密性を高めるために気密シートが大事な役割を果たします。

家はどれだけ断熱性が高くても、気密性が十分でないと室内に外気が入り込み、内部結露が発生してしまう可能性があります。内部結露は断熱材だけでなく、建物の構造にも影響を与えてしまうため注意が必要。快適な暮らしを長く維持するためには、断熱性を高めるのはもちろん、その断熱性能をより効果的にするためには気密性も重要です。

ケー・エイチ・ケーでは、気密性や断熱性を高めるため、さまざまなアプローチを続けています。モデルハウスオープンの際はぜひ、その快適な室内空間もご体感ください!