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こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。

注文住宅をご検討中の方から質問をいただくことが多い点について、家づくりのプロ、ケー・エイチ・ケーのスタッフがお答えします!
今回は土地の「造成(ぞうせい)」について。
土地探しや家づくりの際によく聞く言葉ですが、具体的には何を指しているのでしょうか。

■土地の造成って何ですか?
家を建てるためには土地が必要ですが、購入した土地がそのまま建築に適しているとは限りません。斜面があったり、水はけが悪かったり、隣地との境界があいまいなままだったり。このような状態の土地について、建物を安全に建てられるようにするのが造成工事です。土地そのものの形状や高さ、排水などを整える作業で、建物を支えるための地盤改良とは異なります。

具体的には下記のような工事を行います。

盛土・切土(もりど・きりど)
道路より低い土地は土を盛って高さを上げます。逆に高すぎる土地は車が入りにくいため、土を削って高さを下げます。

擁壁工事(ようへき)
高低差が大きい土地では、崩れを防ぐためにコンクリートの擁壁を設けます。

排水工事
雨水がたまらないよう排水管や側溝を設置します。

境界工事
隣地との境界が不明確な場合、ブロック塀やフェンスなどを設けて敷地を明確にします。

■造成が必要な土地とは?
造成の要否は土地の状態によって異なります。もともと畑や田んぼだった土地や傾斜のある土地は基本、そのままでは家を建てられません。地面が柔らかく、雨水がたまりやすいため、盛土や排水計画は必須。住宅地でも道路より低い土地は注意が必要で、排水がスムーズにできないと雨の日に水がたまったり、湿気が原因で建物が傷みやすくなったりします。

なお、分譲地は造成済みの状態で販売されるのが一般的。敷地の高さや境界が整い、排水も計画的に処理されています。一方、古い家屋付きの土地の中には、造成が不十分で工事が必要なケースもあるため、購入前に確認しておくことが大切です。

造成にかかる費用は土地の状況次第で大きく変わります。これから土地探しをする方は、事前に住宅会社に相談し、造成にかかる費用なども考慮しておくことをおすすめします。

私たちは土地探しから始める家づくりもサポートしています。造成工事の費用や日数など、詳細をお知りになりたい方は、ケー・エイチ・ケーまでお気軽にご相談ください。