【施工事例のご紹介】広さを感じる高気密高断熱の平屋・前編(各務原市O様)
瓦かガルバリウムか。素材を決める屋根の勾配
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
ケー・エイチ・ケーは建てるための費用(イニシャルコスト)だけでなく、建ててからかかる費用(ランニングコスト)を意識した家づくりをご提案しています。ランニングコストを考えて提案する一つが瓦屋根。塗り替えが不要で長い目で見て経済的な瓦屋根のメリットや、耐震性の誤解について、先月のブログでお伝えしました。
屋根もメンテナンス性が大切。瓦を選ぶメリットとは?
屋根と構造の深い関係。「瓦は重いけど大丈夫?」の疑問にケー・エイチ・ケーがお答えします!
今回は、瓦と並び採用率の高い屋根材「ガルバリウム」についてご紹介します。
■屋根に使うガルバリウム
ガルバリウムと言えば外壁材のイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、優れた屋根材としても使われています。耐久性に優れているガルバリウムは、錆びにくく長寿命という特長があります。耐用年数が長いため、塗装などのメンテナンス費用を抑えることも可能です。
瓦に比べるとイニシャルコストが割安なのもメリット。ただし、断熱性や遮音性は決して高くないため、それを補うためのボードなどが必要になり、材料費・施工費を考えると、結果的に瓦と大きな差がないというケースも考えられます。
■瓦かガルバリウムか
ケー・エイチ・ケーで採用率の高い瓦とガルバリウムですが、コストやメンテナンス性のほか、ある条件によって必然的に決まるケースがあります。それが屋根の勾配。実は瓦は製品ごとに勾配の制限が定められています。隙間から雨の吹き込みを防ぐのが理由で、ある程度、屋根を急な勾配にする必要があるのです。逆にガルバリウムは勾配が決められておらず、あくまで住宅会社の基準で決定します。ゆるい勾配の屋根にする場合、2つの屋根材から決めるのであれば、必然的にガルバリウムを選択することになります。
コスト以外にも、外観デザインや屋根形状、太陽光パネルの搭載など、さまざま条件によって最適な屋根材は変わってきます。詳しくは、ケー・エイチ・ケーのスタッフまでご相談ください。