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瓦は風で飛ばない?台風シーズンに気になる家の外装
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
自然災害が激甚化する中、家づくりの際は家族の安全を守る建物を実現することが大切です。前回のブログでは耐風等級についてお伝えしましたが、今回は家の外装について。台風シーズンだからこそ考えたい、屋根や窓の風雨対策についてお伝えします。
■屋根材それぞれにメリット・デメリット
屋根材には瓦、スレート、ガルバリウムなどさまざまな種類があり、台風に対してはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
瓦
メリット:重量があるため風で飛ばされにくい
デメリット:万が一、飛ばされた際は周囲への影響が懸念される
スレート
メリット:塗膜による防水で、雨漏りを防げる
デメリット:経年劣化で防水効果が薄れるため、定期的なメンテナンスが必要
ガルバリウム
メリット:強風でも剝がれにくく、金属製のため防水効果も高い
デメリット:軽量な素材のため、施工次第で剥がされやすくなる
特に瓦については、台風の風で飛ばないか心配な方もいるのではないでしょうか。ケー・エイチ・ケーでは耐風性の高い防災瓦を採用し、一枚ずつ確実に固定するため、従来の瓦に比べて飛散のリスクを軽減しています。

■瓦は水が入る?
瓦は構造上、横からの風雨で水が入ってきてしまいます。大切なのはしっかりと水が抜けるつくりにしてあること。建物によってはコストを抑えるため、水が屋根の途中で止まり外に抜けないつくりになっていることがありますが、こうした施工では下地が腐り、瓦の固定に影響が出てくるケースもあります。下地にしっかりと固定することが重要な一方、この下地が劣化してしまっては意味がありません。
ケー・エイチ・ケーの家は全て、瓦の中に入った水が防水シートを伝って雨どいに流れる仕様。水が抜けるので乾きやすく、下地の腐食を防いで瓦の固定を維持します。

■窓にはシャッターを
台風から家と家族の安全を守るために重要なのが窓の対策です。飛来物が窓を破壊し雨風が室内に吹き込むと、割れたガラスが舞う危険な状態にも。窓の損傷だけでなく、家の中に風が吹き込むと内側から屋根を飛ばしてしまう恐れもあります。
窓の対策として有効なのがシャッターの設置です。シャッターは1階だけ、リビングだけという家も少なくないですが、夜間の重大な被害を防ぐ意味でも寝室のある2階にも設置しておくのがおすすめです。シャッターにより強烈な雨風の音が軽減され、恐怖感が和らぎます。

窓の対策には雨戸もありますが、シャッターは耐風タイプが選べるためより安全。電動であれば、広々とした窓を取り入れた際も開閉がスムーズに行えます。また室内で操作できるため、雨が降ってからの対応も安心です。
家づくりの際は、台風シーズンも安心して過ごせる建物を実現させましょう。詳しくはケー・エイチ・ケーまでご相談ください。
