無駄のない設計で広々とした空間に
大きな三角屋根が特徴的なN様邸。山小屋をイメージした外観デザインを採り入れつつ、後のメンテナンス性にも配慮して素材を選定しました。デザインを重視したことで間取りや天井の高さに制約があったものの、無駄のない設計で居心地の良さを感じられるお部屋を実現。廊下を少なくすることで、一体感のある広々とした空間に仕上げました。
WORKS
施工事例
大きな三角屋根が特徴的なN様邸。山小屋をイメージした外観デザインを採り入れつつ、後のメンテナンス性にも配慮して素材を選定しました。デザインを重視したことで間取りや天井の高さに制約があったものの、無駄のない設計で居心地の良さを感じられるお部屋を実現。廊下を少なくすることで、一体感のある広々とした空間に仕上げました。
N様邸は実家の建て替えによる新築で、二世帯が同居する住まい。玄関は一か所、部分共有型のレイアウトで円滑なコミュニケーションを図る一方、それぞれにくつろげるスペースがあり、プライベートを保てる間取りも意識しています。二世帯住宅はさまざまなパターンがありますが、共有する場所と別々に使う場所を明確にしておくのが住みやすさにつながるポイントです。
「薪ストーブのある家に住みたい」というN様の思いを叶えたリビング。薪ストーブは家全体を暖めてくれるほか、インテリアのデザイン性も高めてくれます。熱や炎を使うことで、お部屋を暖めながら料理を楽しめるのも魅力。N様は入居後、ピザを焼いてご家族で楽しんでいるそう。手間はかかりますが、エアコンやファンヒーターのお部屋では味わえない素敵な時間を過ごせます。
山小屋をイメージしていることから、床には無垢材を採用しました。無垢の床は、木のあたたかみ、素足で触れる心地よさ、自然素材ならではの調湿作用といったメリットがあります。時が経つにつれて美しく変化するほか、キズやヘコミなどのトラブルがあっても修復できるため、実はメンテナンス性に優れているのも魅力。梁を見せるインテリアも、木の家の暮らしを実感できるポイントです。
キッチンの背面には、壁を隔てたパントリーを設けました。まとめ買いした食材や調味料、食器、調理家電など、キッチンまわりのあらゆるモノを収納できるパントリーは、収納空間を大切にする最近の家づくりの中でも重視される方が多いポイントです。N様邸は奥行きのあるつくりと造り付けの可動棚で多用途に活躍。リビングからの視線は遮られているため、来客の際の見た目も気になりません。
インテリアの細部までデザインにこだわったN様邸。自然素材の質感を生かしたナチュラルテイストの空間に調和する、おしゃれな照明の数々も素敵です。主張しすぎないのに存在感がある照明器具で、室内空間はますます上質な雰囲気に仕上がりました。