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建築吉日とは?家づくりと暦の関係
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
皆さんは、家を建てるのに「良い日」があるのをご存知でしょうか。住宅建築の際、暦をどこまで気にするかは人それぞれですが、地鎮祭や上棟式など縁起の良い日を選びたいという方も多いはず。
今回はそんな「建築吉日」についてお伝えします。
■六曜・十二直について
馴染みのある「大安」や「仏滅」など、日ごとの吉凶を割り当てているのが六曜です。「先勝(せんしょう/せんかち)」「友引(ともびき)」「先負(せんぶ/せんぷ)」「仏滅(ぶつめつ)」「大安(たいあん)」「赤口(しゃっこう/しゃっく)」の6種類あり、住宅の契約などは大安、先勝の午前、先負の午後などを選ばれることがあります。
一方、聞きなれないのが十二直。六曜よりも歴史は古く、その名の通り暦を以下の12種類の吉凶に分けています。
「建(たつ)」「徐(のぞく)」「満(みつ)」「平( たいら) 」「定(さだん) 」「執(とる) 」「破(やぶる) 」「危(あやぶ) 」「成(なる) 」「納(おさん) 」「開(ひらく) 」「閉(とづ) 」
このうち「建」「満」「平」「定」「成」「開」が「建築吉日」とされる日。地鎮祭や上棟式など、家を建てる際に重要な祭事に良いとされています。建築関係者は、こちらの十二直を参考にして縁起の良い日を決めるケースも多いです。
■仏滅でも建築吉日
6種類と12種類なので当然、日によっては吉凶が異なることもあります。仮に仏滅でも建築吉日となっている日はあり、どちらを重視されるかはお客様のお考えにもよります。
■選日とは?
六曜や十二直は、暦に記される吉凶を示すもので暦注(れきちゅう)と呼ばれています。ただ、この暦注に含まれていないものがあり、その総称を選日(せんじつ)といいます。
選日には、「八専(はっせん)」「三隣亡(さんりんぼう)」「十方暮(じゅっぽうぐれ)」「不成就日(ふじょうじゅび)」「天一天上(てんいちてんじょう)」「三伏(日)(さんぷく)」「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」「大土・小土(おおづち・こづち)」などがあります。
このうち建築に関係するのは「三隣亡」で、この日は縁起が悪いとされているため、契約や祭事の日として選ばないケースが一般的です。
建築吉日を重視される方、気になる方は、担当スタッフまでお気軽にご相談ください。