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意外に簡単!? 年末は大そうじに加えて家のお手入れを。屋内編
こんにちは、ケー・エイチ・ケーです。
年末に向けて大そうじを計画している方も多いのではないでしょうか。一年間でたまった汚れを落として、すっきりとした気持ちで新年を迎えるためにも、ぜひこの機会に普段できない場所の掃除をしてみてください。
今回お伝えしたいのは家を長持ちさせるために大切なこと。一年に一度、大そうじに加えて行ってほしい、家のお手入れです。家の点検というと大変な作業のように聞こえますが、今回お伝えするのはもっと手軽なもの。時間もかからないため、ぜひこの機会に実践してみてください。
年末にチェックしていただきたいのは、「換気フィルター」「床下点検口」「排水桝」「建物の周囲」の4つ。いずれも見落としがちなポイントのため、この機会に確かめるようにしましょう。
■換気効率の低下、水漏れに注意
屋内外で4つのポイントがあるうち、屋内では「換気フィルター」と「床下点検口」をチェックしましょう。
換気フィルター
現代の家は24時間換気システムを備えているため、建物に給気口・排気口があります。戸建て住宅の換気システムは主に、給気・排気ともに機械で行う第一種と、排気のみ機械で行う第三種の2つ。チェックするのは第三種が採用されている家の自然給気口のフィルターです。本体や説明書に取り外し方が書いてあるため、それに沿ってフィルターを外し、たまっているホコリを掃除機で吸いこみましょう。
数カ月に一度の掃除が推奨されているフィルターですが、実際には放置されている家も多いものです。換気効率が悪くなると、湿気の影響でカビや結露が発生する懸念もあるため、少なくとも一年に一度はしっかりと掃除しておくことが大切です。
床下点検口
主に、洗面所に設置されることが多い床下点検口。ここも一年に一度、チェックしておきたいポイントです。確認するのは、点検口の近くに集まっている給排水管。築年数が経過するにつれて、給排水管のパッキンなどが劣化して、水が漏れている場合があります。床下への浸水も結露やカビにつながる恐れがあり、水漏れを発見した場合はすぐに修理を依頼するようにしましょう。
次回は、屋外のチェックポイントをご紹介します。