程よい大きさの中にゆとりを
コンセプトは使いやすく、程よい大きさの家。以前のお住まいが古く、大きすぎたことから、ご家族にとってちょうど良いサイズの家を追求しました。ただ、コンパクトにするだけでなく、ゆとりある空間を意識したのもT様邸の特徴。扉サイズや廊下幅を通常より大きくしたり、水まわりは脱衣室と洗面室を分けたり、家の中で移動するときにストレスを感じないつくりにしました。
WORKS
施工事例
コンセプトは使いやすく、程よい大きさの家。以前のお住まいが古く、大きすぎたことから、ご家族にとってちょうど良いサイズの家を追求しました。ただ、コンパクトにするだけでなく、ゆとりある空間を意識したのもT様邸の特徴。扉サイズや廊下幅を通常より大きくしたり、水まわりは脱衣室と洗面室を分けたり、家の中で移動するときにストレスを感じないつくりにしました。
平屋暮らしのようにご夫婦が1階だけで生活できる間取りとする一方、2階にはご家族がセカンドリビングとして使える場所も。セカンドリビングはアクセントクロスを採用するなど、インテリアにもこだわりました。限られた空間の中でも収納スペースはしっかりと確保し、土間続きのシューズクローク、パントリー、ウォークインクローゼット、階段下収納、クローゼットと十分な収納力があります。
古い家から建て替えるのにあたり、暑さ・寒さを和らげるのも重要なポイントです。築数十年が経過した家は、断熱材が入っていなかったり、隙間から空気が出入りしたりと、夏の暑さ、冬の寒さが気になるもの。新築にあたっては、しっかりと断熱材を施工した上で、床暖房も設置して快適な室内環境を実現しました。床材には突板フローリングを採用。床暖房の暖かさと本物の木の質感に、心地よさを感じられることでしょう。
ガス設備は床暖房のほか、ハイブリット給湯機や浴室暖房乾燥機なども導入。ガスと電気で効率よくお湯をつくるハイブリッド給湯機は、給湯光熱費を大幅に抑えられるのが魅力。ランニングコスト低減につながり、家計の負担が抑えられるのもメリットです。また、家事の負担軽減のため、キッチンまわりの壁にホーローパネルを採用し、お手入れをしやすくしています。
外壁には高級感や重厚感を演出するタイルを全面に使用。玄関まわりにはアクセントとなるタイルを配し、落ち着きある中にもデザイン性を高めた外観が特徴です。インナーバルコニー、玄関ポーチと一体となったデッキは、見た目と機能性に優れており、建物に立体感を生むとともに、物干しスペースとしての使いやすさにもこだわりました。
建物の耐久性を維持して長く住み続けるためには、外壁や屋根のメンテナンスが必要です。T様邸は外壁にタイル、屋根に瓦を採用することで、メンテナンスの負担を軽減。タイルは基本的に塗装や塗り替えの必要がなく、簡易的なメンテナンスで済む分、長く住む中で大きなコストが発生しないのが魅力です。瓦も耐久性が高く、大きなメンテナンスをしなくても良い状態をキープできます。